最後にはフロスの歴代の名作が見られる、ショップのようなコーナーもあり、「あれもある、これもある」とフロスファンもワクワク。フロスに関する書籍や印刷物の展示もありました。
私は行けなかったのですが、特別なカフェや予約制のフロス・レストランも用意され、オーガニックで体に良い素敵な料理が提供されたということでした。
60周年という節目に開催された、2022年限りのフロスの特別展「See The Stars Again」。そのタイトルはかの名作、ダンテの「神曲」の最後の一文なのだそうです。その深い意味は、日本人である私にはうまく説明ができません。ですので、フロスから発表されたリリースを引用して、この素晴らしいイベントの紹介を結びたいと思います。
「See The Stars Again は、ダンテの神曲の最初の本である Hell の結びの文です。死後の世界で苦しみと償いの地を横断した後、詩人はガイドのウェルギリウスと共に、旅の最初の段階の終わりに到着します。将来このような刺激的なタイトルは、イベント全体がどのように探求であるか、訪問者がメッセージを構成する要素の単純な合計よりも大きなメッセージの意味を理解するように導く成長の道を明確かつ即座に示しています。See The Stars Again は Flos のエッセンスの隠喩です。Flos は、最高の「Made in Italy」デザイン(その歴史、現在、未来を含む) を代表する象徴的な会社として、世界中のデザイン愛好家のためのカルト ブランドとしてです。そして最終的にはコミュニティの声に耳を傾けるクリエイターとして、新しいライフスタイルをサポートするデザイン ソリューションの開発に積極的に取り組んでいます」(FLOS本社のプレスリリースより引用)
取材・文=本間美紀
Reported by Miki Homma/ Journalist
日本フロス
TEL:03-3582-1468
https://japan.flos.com/