
さらに光沢の美しいクロムに加え、浄水一体型でマットなベルベットブラックがラインナップされているのもうれしいニュースです。浄水栓はこれまでデザインや色が限られてきましたが、キッチンインテリアになじみながら、スマートに浄水が使えます。衛生的なだけではなく、生野菜を洗う、お米を研ぐ、飲み物をつくる……などの浄水を使う調理作業も、すっきりとしたシンク周りで、ワンアクションで行えるようになります。
浄水器付きの水栓といえば、やはりシンクの下や周辺にカートリッジを取り付けなければならず、その辺りの収まりがインテリアを重視するキッチンでは悩みの種でした。これならカートリッジがスッキリと収まり、水栓やシンク周りに作業や収納のスペースが生まれるので、キッチンでのパフォーマンスもより効率的になるでしょう。
また、浄水カートリッジの交換も簡単です。カートリッジはスタンダートタイプ(5,000円/交換時期目安4か月)とハイグレードタイプ(5,500円/交換時期目安3か月)から選べます。
水栓のシャワーヘッドが長く引き出せるので、大きなシンクを洗うのにも便利です。
しかも整流吐水とシャワー切り替えができ、葉野菜や果物など柔らかい食材もシャワー水流でふわっと洗うこともできます。
グローエのキッチン水栓には、他にも、混合栓と並べて使う浄水専用の単水栓や、ビルトイン型の浄水器一体型水栓などの機種もラインアップされています。水に対するこだわりは人それぞれ、自分の使い方を考えて選んでみてください。
『リアルキッチン&インテリア』の取材をしていても、ここ数年で圧倒的に採用が増えていたグローエ「ミンタ」シリーズ。浄水器一体型タイプの登場で、より軽やかに、シンプルに、色のバリエーションも増え、美味しく素敵なキッチンが実現できそうです。
2022年のグローエ新作水栓の全貌については、また次の機会にレポートします!
■ミンタ浄水器一体型水栓の特設サイトはこちら
https://www.grohe.co.jp/item/products/series.php?maker_id=156&category_id=32
取材・文=本間美紀
問い合わせ先/グローエジャパン E-mail:info_grohe@grohe.co.jp