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Special Issue
Besides the mimosa garden

ミモザの庭に抱かれて

2022.03.03 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●「自分たちで選んでいくこと」が楽しい

キッチンハウスのオートクチュールは、「マテリアルやビルトイン機器選びもとても楽しかった」と二人は声をそろえます。「レンジフードが部屋の中央に来ると、キッチンと一体になったインテリア、という感じがします」と昭夫さん。

「海外ブランドの機器は、知らないものもたくさんあって、あちこち調べたよね」と昭夫さん。食器洗い機は親しみやすい値段で、使いやすいドイツのボッシュ。目の高さに設置できるビルトインオーブンはスウェーデンのアスコ。大きなステンレス扉の冷蔵庫はメキシコのマーべです。

レイアウトは、シンクを壁側にすることも希望でした。

「シンクでは下ごしらえの作業が多いし、洗いものも下がってくる。見えにくい位置がベスト」とレストラン勤務経験のある恩さんは、動線にも意見があります。一方でシンクの前には細長い窓を設け、料理をする人が風景が見えるようにしました浄水器一体型の水栓で、ステンレスのシャープなシンクをオーダー。花を切っていけるなどの作業もしやすいそうです。

ビルトイン機器選びで、一番惚れ込んだというのがドイツ・ガゲナウ社の製品。世界最高のブランドと言われますが、すべてそろえるには予算オーバーでした。

オープンキッチンで一番見えるところにガゲナウのIHクッキングヒーターを選びました。突起のように見えている操作部のダイヤルはマグネット式で、ふき掃除のときには取り外しができます。

ワークトップは「ピアノベトン」という柔らかなグレー。キッチンでは料理もする、テーブルで作業もする「1日で一番みている色かもしれない」と恩さん。濃いめのグレーにしようかどうか、ショールームで悩みに悩んだそうです。素材は「エバルト」というキッチンハウスオリジナルのメラミン素材です

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