《My kitchenhouse》人気のコラボ連載「マイキッチンハウス」2021年シリーズの4回目です。
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●新築でもアンティークハウスの空気感
緑の平野が広がる郊外の住宅地。さやこさん一家は3人の娘たちをのびのび育てたいと、都心から引っ越し、念願の家を建てました。お宅にお邪魔すると、キッチンはフランスの小さなお部屋みたいな可愛らしい空間。ここが日本の住宅地であることを一瞬忘れそうになりました。
選んだのはキッチンハウスの人気色「ベトングレー」と、古びた味わいの木目「ノッティブラウン」のツートーンカラーです。さやこさんは結婚前は客室乗務員として、世界を飛び回り、さまざまな街のホテルで過ごした体験を持ちます。「自分の中にはいろんな引き出しがあるけれど、いつの間にかヨーロッパの古い建物の雰囲気に落ち着きましたね」と話します。
住まいはハウスメーカーに依頼しましたが、中2階や半床下に「蔵」のような収納空間がつくれるシリーズに出会い、その構造を生かして「スキップフロアのある家」をお願いしました。階段を上り下りすると、キッチンが目に飛び込んできます。「どこから見ても自分の好きな色にしたかった」と、展示場で見たキッチンハウスを選びました。エバルトというオリジナルのメラミン材を使っているので、ワークトップからサイドまで同じ色で統一できることがまず気に入りました。
アーチ型の出入り口は、さやこさんがお願いした特注の仕立て。2つのアーチがモダンな家をどこかヨーロッパ風の味わいにしています。
スキップフロアに設けたキッズスペースは、キッチンからも様子がわかります。最近の間取りは、キッチンと子ども部屋を近い距離にすることが増えていますが、さやこさんの住まいも、子どもとの距離感を大切にした間取りでした。
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