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Special Issue
Scandinavian black

北欧クラフトにマットなブラック

2018.08.03 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●和にも北欧にも相性が良い、マットな黒

キッチンはキッチンハウスの真っ黒なキッチン。
存在感があるようでいて、日本の家ならではの陰影にしっとりとなじんでいます。どうして黒いキッチンを選んだのですか?そんな問いに答えたのはやっぱり章さん。「わが家にはたくさんのものが置いてあるでしょう。すべて個性のあるものばかり。だからその背景になるものはシンプルで良いと思いました。家の雰囲気や私たちの年齢を考えると白では明るすぎる。その点、黒はぐっと空間を引き締めてくれます」

「実はショールームに行ったのは主人だけで、この黒いキッチンを見てすっかり気に入ってしまって。全部決めて帰ってきたんですよ」と明子さん。

まずこの黒い素材はワークトップから扉まで「フェニックス」という素材。表面にナノテク加工がしてあり、傷がついても温めてあげてふき取ると、傷が元どおりになります。何度も蘇るからフェニックス。そんな由来からついた名前だそうです。

また黒い色は奥様が愛用している食器を並べると色や形が綺麗に映えます。お料理は素材の味を生かしたものが多いそうですが「地元の野菜を市場で買ってきて並べると、キッチンが途端に賑やかになりますよ」と明子さん。

「キッチンは料理をしたり、ものが置かれたり、雑然とすることが多いですよね。シンプルにしておくと、ごちゃごちゃ見えにくいんですよ」と章さんの言葉もあり、黒のキッチンの奥深さを感じました。

収納の内部は白にすることで、奥の方も見えやすく。黒のキッチンを背景に食器までアートのように見えます。ブラックキッチンの良さが次々と見えてきました。

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