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Special Issue
Silestone experience

サイルストーン選びをミラノで体験

2018.06.27 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●インダストリアル感あるデクトン

そしてベネデッタさんが気になる新色や新トーンを解説してくれました。「やはり人気はインダストリアル感のあるものや、ヴィンテージ感のあるもの」とベネデッタさん。デクトンからは「インダストリアルコレクション」と「ナチュラルコレクション」の2つが発表になりました。特に注目はセメント調のインダストリアルコレクションです。

一口にセメント調であっても柄によって受けたインスピレーションは様々です。例えば3つの柄を比べてみましょう、とベネデッタさん。

「Laos」は補修し続けたセメントの経年変化をイメージしています。濃く硬く締まった色で、重厚感があります。

「Soke」は古い建築の床に使われるセメントをイメージ。かすかに入ったヒビのような斑は、確かに床材でよくみる模様。

「Lunar」は月のクレバスのようなイメージ。白をベースにしたスムースな素材感です。ガラスや白い壁など現代の建築との相性の良さを考えたそうです。

日本でこの素材を扱うコセンティーノジャパンの世古守さんは、「デカダンというのでしょうか、退廃的な雰囲気を醸し出す素材は、無垢の木など経年変化する素材とも相性がいいですね。日本でもビンテージ感のある色柄を使う建築家やデザイナーが増えています」と話します。

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