料理の場所が広がる並行調理シンクって？

●シンクの中でなめらかに動くプレートたち

新作のスクエアシンクはその最新形です。

中のまな板やメッシュプレートなどがスライドして動きます。上段のリブには前後左右動かせるプレートがはめこめます。

下段のリブは左右に移動移動します。トップ面から10センチ低く設計してありますが、人間が一番力をかけやすい位置で、パンの生地をこねたり、カボチャを切るときも力が入ります。

左側の人はまな板、野菜を洗う人は右側などなど、幅76cmの中で複数の作業が同時進行できるのです。ちなみにこのまな板、裏返すと頑丈なステンレスプレートになり、製菓製パンなどに使うのにも最適です。

なにより調理の作業がすべてシンクの中で済むので、野菜の皮や水など飛び散りもシンクの中で済ませてしまえるのがいいですね。従来のシンクより58％も作業効率があがったそうです。また今回は、キッチンが風景に溶け込む、という提案もあったのですが、確かに、なるほど、と思ってしまいました。次回にレポートします。