INTERIOR
MILANO PLACES TO GO 01

ミラノ旅行でインテリアを満喫しよう

2016.05.30 本間美紀

●ドゥリーニ通りから少し先に行くと

〔Molteni&C モルテーニ〕Corso europe2
モルテーニといえばミラノベースの家具ブランド。精緻な木組みの収納家具で知られています。ドゥリーニ通りが終わるコルソ・ヨーロッパにありますから、足を伸ばしてみては。面白いのは、モルテーニはイタリアではスイスのヴィトラ社の家具の販売権を持っていて、ショールームではどちらも見られるのです。

MolteniC Dada Flagship Store Milano_19_HR

1991年にデザインされた名作収納「ピロスカフォ」。窓のように繊細で細い框は、モルテーニらしさがもっとも出るディテールです。この大きな壁面収納の前で、キッチンと食器棚の空間をプランしている人を見かけました。キッチンとインテリアを同時進行で買うのが、ヨーロッパでは普通のようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
〔Baxter cinema  バクスター
〕 Largo Augusto1
こちらも大きな話題を呼んだ新店です。2015年にオープンしたばかりのイタリア家具のバクスター。元は映画館だった場所を改装したので、その名残を残したデザイン。地下に降りていくのですが、その広さに驚きです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

映画館だっただけあって、天井の高さや空間のボリュームがあり、リビング、ベッドルームなどいくつもの空間に分かれています。そして大きな壁面では名画が投影されています。ソファに座って、映像を眺める過ごし方もおすすめです。まさにリビングや寝室でのリアルな時間を体験できますね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


次ページではミラノショールームめぐりの注意点について触れますね。

PREV NEXT 1 2 3 4

Recommend

TOP