ミラノ旅行でインテリアを満喫しよう

・まずはドゥリーニ通り　via Durini

かの有名なモンテナポレオーネ通りや大聖堂（ドゥモ）に近い、ミラノで最もセレブなエリアが地下鉄赤線サンバビラ駅。ここを降りて少し歩くと、インテリア＆キッチンの大御所ブランドが軒を連ねるドゥリーニ通りに。時間がないときはこの通りを歩くだけでも、ザーッと世界のインテリアが一望できます。

〔Cassina　カッシーナ〕　via durini 16
まずは世界のインテリアのABCのCと言われるカッシーナです。ドゥリーニ通りに入ると世界の家具の名ブランド、カッシーナとB&Bイタリアが並んでいて壮観なのです。

〔B&B italia　ビーアンドビー イタリア〕　via durini 14
アントニオ・チッテリオが監修するB＆Bイタリアは、やはり日本では見られない圧倒的なボリュームのリビング空間を楽しみましょう。ゆったりとソファに座って、長い時間を過ごすのがコツです。

１階は「B&B」のラインナップ、地階は「マクサルト」です。どう違うのか、聞いてみると「B&B自体はモダンでシャープなデザインが多い。ご主人が気に入ることがあっても、奥様がもう少し女性らしいものがほしいことがあります。B&Bとテイストを揃えながら、少しエレガントなラインとしたのがマクサルトなんですよ」と話してくれました。ミラノのセレブ夫婦がどんな風に家具を買うのか、垣間見える見えるエピソードです。

〔bulthaup　ブルトハウプ〕　via durini17
ドイツブランドですが、前出のカッシーナとB&B イタリアからは、ほぼ真向かいと言っていい場所です。世界で最も機能的で美しいと言われるブルトハウプの最新モデルが見られます。キッチン好きは必見です。

〔Gervasoni　ジェルバゾーニ〕　via durini7
「着替える家具」をテーマに、ファッションブティックのようにミラノマダムが毎年、模様替えの相談をしにくるというのが、ジェルバゾーニ。大半の家具がカバーリングなどを変えられるようになっていて、シーズンごとに発表されるカラーやトーンを楽しみにしている人も多いそう。特に最近は屋外で使えるアウトドアラインが充実しています。ジェルバゾーニについては、また詳しい記事を予定していますのでお楽しみに。

〔Axor (hansgrohe)　アクサー（ハンスグローエ）〕　via durini 16
半地下にあるので気づきにくいですが、ドイツのトップブランド水栓、ハンスグローエ社。同社のデザインブランド「アクサー」のショールームです。日本では見られないような「夢の水栓」や、お部屋のようなバスルーム空間の展示があります。

ミラノで最近求められているのが、インテリアのテイストと合わせて作るバスルーム。そのために一つの水栓金具でも、コッパーやブラッククローム、ステンレスなど、様々な質感を揃えているのが、ハイエンドな感じです。

インテリアに合わせて揃う様々な金属の質感。日本でも一部入手可能です。