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Two Minds, One Home
この家は二人のチャレンジ
今年の大注目は、オフィシャルエキシビション「DESIGNART GALLERY」。一棟のビルをまるごと使った会場には、30を超える展示やトークセッションが集まり、世界の最新クリエイションを体験できます。ここに訪れるだけでも見応えが十分ありそうです。

なかでも目を引くのが、LIXILのインスタレーション「無為に斑 – 空間構成要素の再構築 –」。

床・壁・天井といった日常にありながら見過ごされがちな構成要素に光をあて、空間の新しい可能性を探る内容になっています。昨年の「新しいバス空間」も話題でしたが、今年もどんな発想で驚かせてくれるのかとても楽しみです。

また、パルクールアスリートでありアーティストのZENによる個展「Urban Equivalence — 都市等価論」も注目しています。ロサンゼルスで撮影された写真作品18点を日本初公開。今年のキービジュアルにも採用されており、都市と身体、スピード感をテーマにした独自の視点に期待が高まります。

他にも世界中から集まったたくさんの作品たちが展示されているそうです。

空間デザインを手がけたのは、香港を拠点に活動する建築ユニットCOLLECTIVE。アジアらしい勢いや大胆さと現代建築の知的な感性が、東京という舞台でどのように響き合うのか、期待しています。