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Two Minds, One Home
この家は二人のチャレンジ
そしてさまざまな展示やプレスリリースの中に、今年は特に(自分の意識がそう向かっているからだろうか?)、製品や作品ができる前のメモ書きやラフスケッチの素材が多かったことも印象に残った。

そして自分の中にあるその衝動を自覚した。私も手を動かして、メモ書きでアイディアを残したいのだ。けれどその時に手元にメモがないことが多い。あっても出して書くのが面倒くさかったり、タイミングを逃してしまう。ついアイフォンを差し出してボイスメモを取るけれど、本当は声の録音よりも、ハッとさせられる言葉を手で掬い上げることのほうが大切なのだ。

後から取材素材を見ていて、そう思うことが多い。