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Our Home, A Private Resort
ホテルライクハウスの知的なキッチン
●食器も大切な空間の一部
私たちの家庭でもそうであるように、テーブルに並ぶ食器は食卓空間の大切な一部です。野崎さんはインテリアと食器のバランスも重視。「スープストック トーキョーが母体のレストランですから、メニューも’汁物系’がメインです。お皿よりも、お鍋でドン、と出せるお料理が食卓の景色の中心になる。心地よいものを選びたい」と野崎さんが探してきたそう。
と、選んだのが京都の工房で手で叩いて作るアルミ鍋や、囲炉裏でつかうような「やまが鍋」(昔話にでてくるような、、、)、、フランスの古い食器のようなオリジナルの白い皿、ご飯はそば猪口でよそって(ブランチのみ)、デザートは理科の時間のようなシャーレに盛られ、そしてカトラリー立てには、なんと、料理の過程で出てくるトマトの空き缶を使っているそうです!
感じましたね。なんだかうちに似てる。好きな器を楽しんだり、どうでもいいもの(!)を楽しく利用してみたり、家のキッチンで誰もが体験したよう感覚。これがこのレストランにはあるのです。
家庭のキッチンや食卓は長い時間を過ごしますが、内装にも一工夫あります。