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Finn Juhl and Danish Chairs

デンマーク家具好きへ フィン・ユール展

2022.07.29 リアルキッチン&インテリア編集部

●上野でフィン・ユールとデンマークの椅子展

東京・上野の東京都美術館で、「フィン・ユールとデンマークの椅子」展が開催中。
「リアルキッチン&インテリア」読者必見の、超おすすめ展覧会です。

フィン・ユール《イージーチェア No.45》1945年デザイン 織田コレクション(東川町) 撮影:大塚友記憲

この展覧会は、第1章「デンマークの椅子―そのデザインがはぐくまれた背景」、第2章「フィン・ユールの世界」、第3章「デンマーク・デザインを体験する」の3部構成。

展覧会場内観 右/フィン・ユール《イージーチェアNo.45》1945年デザイン 左/フィン・ユール《グローヴキャビネット》1961年デザイン ともに織田コレクション(東川町) 筆者撮影

ずらりと並んだ椅子を見ながらデンマーク・デザインの創始期についてじっくり学んだあと、フィン・ユールの家具をたっぷり見て、最後はデンマークの椅子たちに実際に座ってみるという充実の内容です。

展覧会内観 右の地下2階ギャラリーCにデンマークの名作椅子がずらり。左の地下3階ギャラリーAにフィン・ユールの世界が広がっている。筆者撮影

会場の東京都美術館は、1975年に完成した前川國男(1905-1986)設計の建築。前川が学んだのはフランスのル・コルビュジエですが、フィン・ユール(1912-1989)とは、ずばり同世代。そのため、展示物と会場の親和性がなにしろ素晴らしいのです。

展覧会内観 右/ボーエ・モーエンセン《スパニッシュチェア》1958年デザイン 左/ボーエ・モーエンセン《デイベッド(サッカーソファ)》1958年デザイン ともに織田コレクション(東川町) 筆者撮影
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