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Art hotel open

アートホテルで蒸湯と薪火と新茶道

2022.04.15 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●自然のエネルギーやパワーを取り入れる食

滞在中の体験として2つの軸となったのが「お茶」と「蒸湯」。来客はまず、養生茶のもてなしを受けます。夕食は薪火で料理した地元の食材を提供する。レストランでは小原女が京都で売り歩いたという地元の野菜をシェフの宍倉宏生さんが、薪火で目の前で料理してくれます。

この薪火キッチン、まさにオーブンの原型とも言えるもの。薪ストーブのアイディアにもなりそう。宍倉さん自身も、カウンターのお客様と会話しながら、「今日こんな野菜があるんですよ」などやりとりしながら、お料理を出すことを楽しんでいるそうです。

薬酒、野菜の夜食から朝食もお粥など、身体を整える食を重視し、食べるだけで体の中かから健やかになれる食の力も感じます。

朝食例
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