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MilanoSalone2019 01

ミラノ市と関係深めるサローネ
2019.05.08 キッチンジャーナリスト 本間美紀&宮澤明洋

●ミラノを代表する指揮者、リッカルド・シャイイー登場

ミラノサローネのために組まれたオリジナルプログラムの指揮者は、2017年からスカラ座の総監督を務める巨匠のリッカルド・シャイイー氏です。演目はイタリアのロッシーニから「ウィリアム・テル」。これは盛り上がりますね。そしてメインはムソルグスキーの「展覧会の絵」。曲想が次々と変わるこの曲を、ダイナミックに振っていきます。ちなみにロイヤルボックスの最前列は先ほどの政治家サルヴィーニ氏とミラノ市長のジュゼッペ・サラ夫妻です。

私はボックス席に座っていました。演奏に思わず身を乗り出す時、脇の下にバルコニーの手すりの、ふっくらと柔らかなビロード張りを感じることができます。イタリアの職人の張りぐるみの技術を感じるところです。

これは現代のモダンなソファにも受け継がれている技術なのです。そして高い天井から吊られるシャンデリア。家具、内装、照明、イタリアの家具の工芸技術がまさにこの空間では結集しているのです。

その後は先ほどまで多くの演奏家が座っていた舞台上で、ガラディナーが始まりました。劇場から客席を眺めるなんて、ドラマチックな体験です!

さて文化イベントはこれだけにとどまりません。次回は街に出てみましょう!

 

Supported by Salone del Mobile.Milano

 

Reported  by Miki Homma  journalist 

取材・文/本間美紀 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

ミラノサローネ国際家具見本市 日本公式サイト http://www.milanosalone.com/

Photos=Courtesy by Salone del Mobile.Milano
P1 広場 AR:Alessandro Russotti/見本市会場コングレスセンター渡り廊下画像 AM:Andrea Mariani/南口画像 LF:Luca Fiammenghi
P2 スカラ座 譜面台/AR: Alessandro Russotti
P3 スカラ座ロビー握手シーン/AR:Alessandro Russotti
P4ロイヤルボックス/AM:Andrea Mariani ステージ/AM:Andrea Mariani

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