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Iittala -Best of Finnish Glass

イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき

2022.09.21 リアルキッチン&インテリア編集部

●イッタラを象徴する《アアルト・ベース》の展覧会限定アイテムも登場!

左/アアルト ベースの制作風景 ©Iittala

右/アアルト ベースの木型、ガラスの吹き竿、職人のベンチ ©Iittala

アルヴァ・アアルトによる《アアルト ベース》は、イッタラを象徴するとともに、フィンランドデザインをも代表するデザイン。1936年の発売以来、世界中で愛され続けています。お持ちの方も多いのでは?

アアルト ベース「クリア1937」 95mm 13,200円、120mm 18,700円 Bunkamura ザ・ミュージアム展示室内特設ショップ、イッタラ表参道 ストア&カフェほかで発売。 展覧会限定アイテム《アアルト ベース「クリア1937」》 ©Iittala

今回、本展覧会を記念して、1937年発売当時の特別な色「クリア1937」を復刻した「アアルト ベース」が、日本で人気の2サイズ展開で限定販売されます。“ALVAR AALTO IITTALA 140 Years Exhibition Japan 2022-2024”の刻印入りです。

さらにアアルトが手描きした「アアルト・ベース」のデザイン・スケッチのオリジナルを見ることもできます(東京展のみ。他会場は複製)。オリジナルが出展されるのはとても珍しく、1984年にニューヨークのMOMAで行われた「Alvar Aalto : Furniture and Glass」以来のことだそう。必見です。

 

《バード(シエッポ、スペシャルモデル 2003年、ラウルラスタス)》オイバ・トイッカ、1972年/2003年/1984年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman

 

《パーダリンヤー(パーダル湖の氷)》タピオ・ヴィルカラ、1960年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman

もともとアートピースとして制作されたもの、実用品として制作され、生活に浸透しているもの、そして、実用品として制作されたものが、時代を経て憧れを集めるヴィンテージとなったもの。さまざまな表情を持つイッタラの歴史を俯瞰して鑑賞するまたとない機会です。

国内外の骨董市やフリーマーケットがお好きな皆さん、「この展覧会、見ておいてよかった!」と思うこと請け合いです。

 

取材・文=安藤菜穂子

イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき
Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
*毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
休館日:9月27日(火)
観覧料:一般1700円他
TEL050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/

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