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Special Issue
Jetsetters’ Peace Place

ジェットセッターの安らぎの家

2025.09.02 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●グリーンのタイルから始まったキッチンデザイン

華やかなリビングと対比するように、キッチンとダイニングは木の素材感を大切にした「シックで落ち着いたものを選びました。キッチンハウスの「ミタモリーゼ」というモデルをベースにカスタマイズ。オリジナル面材「エバルト」は木目柄の「ノッティブラウン」。キャビネットの扉材は個性の強いインテリアやタイルに寄り添う優しいグレージュ調の「トープ」を選びました。

実はこのキッチン、アイランド側にはシンクもコンロもつけていません。テーブルと収納だけのシンプルな構成。ほぼ家具と考えていいようなテーブルキッチンとなっています。幅は1910㎜で、2、3人が横に並んで座れる広さ。

「夫婦だけの時はここで簡単に食事することが多いですね。孫たちが来るとちょこんとスツールに座って、料理の様子を見ていたりします」とりえこさん。

ダイニングセットは、小さい子どもも座りやすい北欧風の椅子を布張りで。テーブルは一枚板で仕上げた「世界でただ一つだけ」のデザインに一目惚れして、即決したそうです。イタリア・ドロミテの世界遺産の地域の苔をアクリルに封じ込めたテーブルトップ。この「モステーブル」には植物の神秘が封じ込められています。

「世界中を旅していると、絶景やそこでしかできない体験や食事、予想もしなかった人との会話を体験します。世界で唯一無二のものは、二人が大切にしている価値観ですね」とりえこさんは話します。

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