楽しみつくす─これからのスマートキッチン

●トープ色のキッチンに好きな家具を合わせて

まずインテリア。好きな色や素材に囲まれて、心地よく過ごすこと。これは二人の一番大切なことでした。梁の木材をあえて隠さず、コテージ風の空間に。キッチンの扉はミナさんが惚れ込んだトープ色です。「タイムレスで長持ちする色、という点も大切でした」とミナさん。

「キッチンハウスのエバルトは、お手入れが楽。基本は水で拭くだけで、子どもが大きくなってダイニングでお絵描きを始めても安心かなと考えています」とノリさん。

ソファはモジュール式でスクエア型の座と箱型の収納兼サイドテーブルを組み替えられる、可動式のもので、キッチンから子どもの様子がわかる上、家族の過ごし方でレイアウトを変えることができます。

テーブルもキッチンハウスで一緒にオーダーメイド。テーブルトップはナチュラルなノッティブラウンというカラーを選びました。そして大人用の椅子は、イタリアのトップブランドB&B Italiaの「エリカ」を。アントニオ・チッテリオによるロープ編みのフォルムは軽やかで、キッチンインテリアのアクセントにもなってくれます。

そしてワインセラーの位置が気になるところですが、これはミナさんのリクエスト！　ノリさんよりも「お酒が好き」というミナさんですが、なにしろ育児中。子どもを抱き抱えながらも、ミナさんが好きなワインをさっとダイニングから取り出せるように、と考えた位置です。

仕事や育児で忙しくても「自分の好きなことも大切にする」というのが二人のライフスタイルなのです。

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