ジーマティック　ミラノで次世代を宣言

●キッチンは料理だけではない場所へ ── そのための収納に

今回の収納システムのもう一つのハイライトが「シークレットスペース」です。ギャラリーキャビネットを備えたこのキッチンを見ていきましょう。

サハラベージュとグラファイトオークのキッチンは、とてもシンプル。ワークトップの下をよく見ると……。

包丁をこんなにしまえる引き出しがすーっと出てくるのです。これは実際に見ると本当に感動します。

もちろんカトラリーも収まります。

シークレットスペースや美しい金属フレームのガラスキャビネット。ジーマティック自慢のトール収納（扉裏にも収納がつけられます）を組み合わせた世界観は、シンプルなだけではないドイツキッチンの可能性を見せてくれます。

そしてシークレットスペースは、薄いという特性を生かしてアクセサリーなどの小さな宝物を収めるのにもぴったり。キッチンと一緒にドレッシングスペースを備えたり、ステーショナリー入れにしてもよいのです。

とにかく自由。「オーナーの求める機能をすべて叶えるのがジーマティック」と同社の哲学である「インディヴィジュアル」（個性化）をハンセンさんも強調していました。