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The Elevation of Gravity
ガゲナウが目指す究極の静けさ
ハンセンさんがまず触れたのが、マテリアルミックスの魅力。「モンディアル」をはじめ、最近のジーマティックは「SieMatic Individual Colour System」という約2000色も及ぶカラーシステムを使って、世界中のどんな人の好みにも、インテリア計画にも対応します。天然石や大判セラミック、木なども選ぶことができます。タイムレスなモデル「ピュア」「クラシック」「アーバン」との組み合わせも可能。
一方で、ジーマティックが創業以来、どのキッチンブランドよりも秀でてきたのが「ライフシステム」とも言える、生活動線と連動したレイアウト、収納の機能。
「目に見える部分と見えない部分が特別な魔法のように連動して高い次元で調和するとき、それが真の贅沢と言えるでしょう」とハンセンさんは説明し、「シークレットスペース」「シークレットサービス」「マルチマチック」という収納機能の三本柱を強調。そしてジーマティックは「SieMatic S2」という第2世代を迎えた、と宣言しました。
特に参加者を驚かせたのが、わずか35mmのリセスレール(ワークトップとキッチン扉の間のスペース)に収められた、極薄の引き出しです。後ほどしっかりと紹介しますが、そこにはまるで何もないような場所から、すーっと調理包丁が現れるのです。