カレサ　家具を置くように考えるキッチン

Panasonic+Naoto Fukasawa+ACTUS
塊のようなキッチン「カレサ」
インテリアとフレキシブルに響きあって

「カレサ」は空間に家具のように置く、新しい考え方のキッチン。「カレサ」を中心に、ダイニングテーブルやチェア、スツール、ワゴンなどの家具をコーディネートする、という考え方のインテリアキッチンです。

マーブル調の「レユールホワイト」の「カレサ」をメインに、ポラダやポリフォームなど、リアルキッチン読者にも人気のイタリアのモダン家具ブランドをミックスしてコーディネート。彫刻的なレッグのガラス天板テーブルやオブジェを飾るコンソールなど、シックな家具の中で主張しません。

インテリアの好みはライフステージに合わせて変わるもの。シンクと加熱機器、食器洗い機などキッチンの基本機能を備えた「カレサ」は住まいの中心であり続けながら、周りの家具を変えていくことで、インテリアに変化が生まれる。そんなふうに使いこなしてほしい、フィックス型のインテリアキッチンなのです。奥行1000×幅2760mmというサイズは、キッチンダイニングの主役となり、調理動線をしっかりと確保しながら、インテリアに溶け込みます。横に並んでも使いやすい３連のIHかガスコンロが選べ、食器洗い機は国産から海外製までのセレクトが可能。

デザインは世界的なプロダクトデザイナー、深澤直人氏。製作は日本のトップブランド、パナソニック。カウンタートップからサイド面までを「クォーツストーン」でくるむキッチンは、柄が美しくつながって流れるように考え抜かれています。素材はホワイトのほかブラックも選べ、バックセットはウォルナットやオークの突板を使った収納も選べます。アクタスではそんなキッチンを彩る家具をキッチンと一緒に展示。デザインとキッチンとインテリア、３社の共創が響き合います。

「カレサ」が目指すのは「美しい普通の暮らし」。その周りのインテリアは暮らす人の生活の変化によって変わりますが、時代を超えてそれを受け止められる。住む人が主役になる。そんなシンプルでミニマルなキッチンが「カレサ」なのです。

Impressive Scene
キッチンに景色を生み出す

開くと食器やストック食材、調理道具が現れ、閉めると空間が静かに「リセット」される。カレサのキャビネットはそんな景色をキッチンに生み出します。

Perfect Inside
引き出しの中まで美しく

ウォルナットの突板で内側まで仕上げた家具仕立てのキャビネットは、引き出しの中までが感動的。

Beautiful Pattern
開き戸でもつながる柄

柄をつなげて「面」としての美しさを重視。隅やフチも端正に収めています。写真の「レユールホワイト」のほか、「マルキーナブラック」もあります。

Smart Cooking
マルチワイドIHで流れるように調理

パナソニックの技術が生かされた、マルチワイドIH クッキングヒーターは加熱部が３連に。操作部はワークトップのふちに出し入れできます。

Water Point
快適なシンク周り

スライド式の多層シンクとクォーツストーンの作業スペースは一段下がったデッキになり、水が広がらず快適に水仕事ができます。

Meet! Caresa
カレサとインテリアはここで見られます

カレサ」はダイニングセットや照明など、インテリアと一緒に買いたいキッチン。インテリアショップのアクタス新宿、アクタス心斎橋で展示中です。家具や小物とのコーディネートも楽しんで。

【写真の展示キッチンのお問い合わせ】
アクタス心斎橋店
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-5
御堂筋ビル2F　TEL：06-6121-7833

【商品紹介サイト】
sumai.panasonic.jp/kitchen/caresa/

取材・文／本間美紀　Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン＆インテリア著者　早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「人生を変えるインテリアキッチン」「リアルキッチン＆インテリア」（小学館）「デザインキッチンの新しい選び方」（学芸出版社）