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Special Issue
Bathroom architecture

ドンブラハ ─ 建築と調和を目指して

2019.04.05 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●究極の “パーフェクトマッチ” を目指して

ドンブラハ はキッチンの水栓の最高峰ブランドとして、リアルキッチン読者には知られているドイツのブランド。最近は「ジンク」という水栓モデルが特に人気ですね。

そのドンブラハ 、もちろんISH会場では最も注目されるブランドの一つ。今回の展示は、より私たちユーザーの目線に近いものへと、進化を遂げていました。なんといっても今年、このブランドが強く提唱していたのは「バスルーム・アーキテクチャー」という言葉。素材やデザインをモダンな建築と足並みをそろえて、建築との調和を本気で目指すパーフェクト・マッチの素晴らしさをたっぷりと見せてくれました。

展示会場で目を引いたのが、マテリアルとドンブラハの主要モデルを色や素材で組み合わせたコーディネートボックス。ISHの会場では製品の技術や品質をアピールする企業が多いだけに、ドンブラハの使う人の感情に問いかける展示は、心に響きました。ドンブラハ の定番モデルでの水栓の特注色を見ていきましょう。

すでに日本で発売になっている洗面水栓「ヴァイア」の新色、ダークブラスマット色。これはヘリンボーンの床や大理石など深みのある素材との相性がよさそうです。

ドンブラハ の定番とも言える洗面水栓「タラ」にはさらりとしたマットなゴールド。ウォームメタルやグレイッシュトーン、焼き杉、燻煙などのスモーク調のダークトーンにも映えそうです。

こちらはキッチン水栓の新作「プロフィ」でした。しなやかなシリコン製のスパウトが自在に動き、手触りもソフトです。なによりこのマットブラック×ダークブロンズマットのツートーン仕上げが、とても重厚です。天然石はもちろん、クオーツストーンやセラミックなどのワークトップ素材に似合いそうです。

ドンブラハ はメッキ技術では世界トップクラス。こういった多様な金属の仕上げを得意としています。マテリアルコーディネートが水回りで一般化しつつある今こそ、このブランドの得意分野がもっとも発揮できるタイミングといえます。

また「サイプラム」と同社が呼ぶピンクゴールドの仕上げは、淡い赤みを帯びた光沢が水栓金具のシャープなフォルムを包むように輝き、本当にきれいなのです。

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