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Special Issue
USM Haller E Debut

スイス発 形のない家具、光をまとう

2018.12.26 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●光をまとった収納システムが家庭でできることとは?

USMハラーの収納システムに組み込むことができる照明システム「USM ハラーE」です。これは2017年のミラノサローネで発表され、話題となりました。日本でも各種の規制をクリアし、ついに発売になりました。

開発に当たったトーマス・ディネスさんの説明によると、新しく開発された専用のコネクターやチューブ経由でUSMハラーに低電圧電流を流す仕組みだそうです。これにより、例えば照明機能をもたせれば、従来のUSMハラーがコード類や器具の見えない全く新しい家具として生まれ変わります。

専用チューブにはLEDのライトを組み込むことができ、内側に向けて内部を照らすようにも、外側に向けて壁や床を照らすようにも設置できます。ライトを組み込む箇所にはe-USBチャージャーを取り付けることができ、携帯デバイスの充電も可能です。

収納家具のフチに当たるチューブに光源があるので、物を入れるスペースを前面からライトアップすることもできます。ワイングラスやお気に入りの食器を、バーのように照らすことやコレクションを美術館のように照らすことができます。

フットスイッチで調光もできます。

さらに驚いたのが空間全体への照明効果。収納家具がキッチンやリビングの照明器具になってくれるという新しい発想で、私も注目しました。家具の後ろ側の壁や床を照らすことで、柔らかい光がこぼれて間接照明にすることも。部屋の間仕切りとして使うときに、照明を組み合わせればより雰囲気が出そうです。

20万4724円(2019年からの税抜参考価格。配送施工費は含まれておりません)。

プランを大きく組めば、お部屋のディバイダー(間仕切り)にもなり、リノベーションなどにも適しています。その時も照明システムを効果的に配せば、素敵そうです。

 

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