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Special Issue
Heart of the house

玉手箱みたいなわが家の主

2018.11.26 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●食器を選ぶのが楽しくなる引き出し効果

長年集めてきた食器も、キッチンに素敵に収められています。小鉢やお椀、茶筒など少し高さのいる食器、そして薄いガラスのグラスや湯のみ茶碗と、こんなに入れても開閉がスムーズなので、ストレスがないといいます。それになにより、開けた時の美しさに知秋さんの審美眼を感じます。

下段の大きな引き出しを開けてみると、旅先で集めてきた大皿が。奥までしっかり引き出せるので、まるでアートのようにみえます。

ダイニング側の収納はシンプルな棚になっていますが、中が明るい白なので、開けた時にぱっとお部屋が明るくなる印象です。「お客様がいらした時のグラスや、お重や土鍋、季節の家電をしまっています」と知秋さん。

日々の忙しさ、おもてなしの日の華やかさ、子どもたちと過ごすにぎやかさ。そんな時間の舞台になりながら、キッチンは使い終わるとしんと静謐な黒い箱に戻ります。その上でキッチンの主がじっと家族の時間を見守っています。

 

知秋さんのインスタはこちら
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「リアルキッチン&インテリアseason7」でも掲載中です。合わせてお楽しみください!

Supported by kitchenhouse

取材・文/本間美紀 Reported by Miki Homma/journalist

リアルキッチン&インテリア著者 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

撮影/岡村享則 大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。

[My kitchenhouse] はキッチンハウスとリアルキッチン&インテリアがお届けする、リアルなキッチンの今を伝える連載です。

お問い合わせ/キッチンハウス 東京店 世田谷ショールーム TEL:03-3969-6648
www.kitchenhouse.jp

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