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Special Issue
The bloom of time

キッチンでフラワーレッスンを

2018.09.07 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●創造力を生みだすアトリエスペース

葉子さんはリノベーションに際して、小さなアトリエスペースも設けました。小さな窓のある隠れ家のような部屋で、土足のまま入れるため、仕入れてきた花を置いたり、お花のための道具を保管したりできます。

時にはお花と向き合ってアイディアを考えたり、葉子さんの創造性を支える場所になっています。マンションの中でも広さをやりくりすれば、小さくても豊かな空間が持てるのですね。

スウェーデンにお花を学びに留学していたこともあり、キッチンもアトリエも北欧や日本の感性がミックスされたような、シックで控えめなセンスが光ります。

この小さなアトリエからどんなクリエーションが生み出されるのでしょう。個性ある花々がトリュフビーチ材のキッチンの上で織りなすだろう素敵なシーンを想像をしながら、帰途に着きました。

取材協力:奥和田健建築設計事務所

 

Supported by kitchenhouse

取材・文/本間美紀 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)

撮影/岡村享則 大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。

[My kitchenhouse] はキッチンハウスとリアルキッチン&インテリアがお届けする、リアルなキッチンの今を伝える連載です。

お問い合わせ/キッチンハウス 東京店 世田谷ショールーム TEL:03-3969-6648
www.kitchenhouse.jp

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