夏のコテージにこんなキッチンはいかが？

●節ありの木目とサテンホワイト

例えばこのキッチンは、メインキャビネットの扉はラーチ柄のメラミン材。ライト・ノットド（軽い節あり）であることが大切です。そこに吊り戸棚はサテンホワイトのツヤのある塗装仕上げ。ワークトップは４センチ厚のセメント調ラミネートパネルです。さらっとした木の質感に少しツヤ感のある白。マットな素材感（木、セメント）と光が映えるツヤ感（白）のバランスがポイントです。セメント調の壁や白い木材の不揃いの床とも好相性です。

完璧な木目ではなく、軽く節がある木目。ぽってりした陶器やボタニカルなアートとも合いそうです。木目ですがほっこりナチュラルじゃない、すっきりとかっこいい感じがいいですね。

そしてこのキッチンにはブレックファスト・バーが付いていますが、カウンターの高低差で料理の場所と食事の場所をしっかり区別する。白という色で視覚的な区切りをつけることで、効果的な軽食カウンターができます。こんな風にメリハリをつけないと、料理の雑然さがどんどん食卓を侵略してきてしまうのです。

さて、もう一度キッチンを遠目で見てみましょう。