KITCHEN

JAPANESE SYSTEM KITCHEN

国民的なシステムキッチン【前編】
2016.01.25 本間美紀

日本で「システムキッチン」と呼ばれているものは、いわゆる大手住宅設備キッチンメーカーのキッチンのことです。
量産キッチン(クリナップ、LIXIL、パナソニック、TOTO、トクラスなど)を指します。家事の効率やお手入れ性を優先に開発されているものが大半です。
住宅設備として流通経路も発達しているので、日本でキッチンといえばこのジャンルが大半ですね。値段帯も幅広く、デザイン性も向上しています。機能、値段も比較しやすいです。

システムキッチンはドイツが発祥ですが、日本では従来の「流し台」との対比として広がった言葉といえます。

流し台に置き型のガス台(裏にアルミのパネル立てたりします)を並べ、壁から湯水の水栓がにゅっと突き出ている。
ガス台と流しの間に食材が落ちてしまうことも多く、清潔が保ちにくい、、、、。
日本人のキッチンへの不満はそこから始まっているかもしれません。

これを解決したのが、現代のシステムキッチン。1枚のワークトップ(調理スペース)がキッチンを貫き、そこにシンクやコンロを落とし込み動線をつなぎました。使いやすさが劇的に向上したのです。

日本でも1970年代くらいから主流になり、今では大半の分譲住宅やマンションがこの仕組みです。そして90年代ごろから、レイアウトは対面型が主流に。
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代表的なシステムキッチンメーカーの一つ、クリナップの「クリンレディ」

そんなシステムキッチンですが、日本のメーカーは同じような機能で競い合っています。が、つぶさに見ていくと、やはりメーカーごとの「得意分野」があります。その得意分野と自分の要望がどう合致するかがシステムキッチン選びのポイントと言えます。

後編に続きます。

 

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