KITCHEN
kitchen world2018

キッチンワールドを見てきた

2018.07.31 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●まだまだ続くマテリアルブーム

天然石やクオーツストーン、セラミック素材などの展示も目立ちました。個性的な天然石などは、なかなか普通のショールームではお目にかかれませんね。強い柄のように思えますが、想像力でいくらでも楽しむことができそうです。

日本辰華の天然石。中国で取れる妖艶な柄!生産量も安定していると聞きました。

こちらは前出のコーラーのブースで見かけた参考商品ですが、一度荒らした金属に酸化皮膜をかけ、ふわっと霞んだような仕上げをした金属ですが、個人的にとても惹かれました。硬質な素材なのに柔らかな質感が表現されています。今後、キッチンの扉やワークトップなどに展開できないか可能性を探っているということでした

福山装飾はキッチンの扉の特注を得意とする広島県の会社。ここの扉にも独特の美意識を感じます。きちんと仕上げているんですが、どこか引き算をした空気感が漂い、センスの良さを感じます。リアルキッチンでも人気のオーダーキッチンブランドに愛される専門メーカーです。

キッチン扉だけを専門にする会社があるんです。世界は広い、ビジネスは深いですね。
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