●バスルームと水回りの世界一の見本市がドイツで
3月11日から15日までドイツ・フランクフルトでISH2019(バス・トイレ・冷暖房空調・再生可能エネルギー関連見本市)が開催されます。
モダンなバスルームデザイン、持続可能な衛生機器の設置、エネルギー効率の良い暖房技術や環境に優しい冷房・空気清浄・空調システムなどに関するモデルルームであり、世界の業界関係者が一堂に会する本見本市です。ドイツ政府の経済関係者からも支持される見本市で、世界の建築家や工務店やハウジング関係者、ビルダーが、住まいの最新エコロジーシステムを知るために来場します。隔年開催で、前回の2017年は約20万人が来場しました。
今年の出展者数は2532社。展示面積もホール10が新設され、27万5000平方メートルと前回(2017年よりパワーアップ)しています。会場のテーマはエネルギーエリアと水回りエリアに大別されます。AIと連動した空調システムや室内温度管理など、インダストリー4.0を推進するドイツらしい最新技術が期待できます。キッチンもバスも水回り、、、、ということで、リアルキッチン&インテリアでもお招きを受けて、今年は多角的な取材を予定しています。
キッチン周りで期待できそうなのは、新しい作業場所としてのシンクと水栓、そしてインテリジェント飲料水システムだそう。日本のキッチンは水仕事が多いので、今回の会場からはそんな未来のキッチンも予測できるかもしれません。
主催者のメッセ・フランクフルトも両ゾーンに共通する大きなテーマとして「ホーム&ビルディング オートメーション」と「スマートビルディング」を掲げています。
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