1
The Day of KITCHEN HOME
「キッチンホーム」トークイベント開催
その衝撃は今なお続いている。2023年の今だって、まだまだカタログやジャーナル、写真、コミュニケーション手法、こんな手があるのかと舌を巻くばかり。
そして日本で見ると魅力がわからないのに、どうして現地からの情報はこんなにそれが伝わるのだろう。
日本で見るとピンとこないのに、現地で文脈をまとって「同じもの」を見ると、それは単なる「モノ」ではなくなり、「誰かの人生のパートナー」になりうる何かだと感じる。
私はよく海外ブランドの情報ばかり扱う、と思われがちだが、あらゆる場面で情報コミュニケーションのギャップはどこから生まれるのか。その探究心が、私の海外取材&本づくりやウェブでの記事への、しつこいほどの情熱につながっている。
だからスマホ写真一つ撮るのでも、なにのこれを良いと思って撮るのか。それがなければ、ただの画像データなのだ。