お洗濯を幸せに変えるランドリーサロン

●日本ではランドリーグッズから人気に火が

運営するのは生活雑貨の企画、卸を行う藤栄。同社は数年前からフレディ・レックのブランドでランドリーグッズを企画デザイン、発売していました。ベルリンのフレディさんに直接お願いしてOKをもらえたそうで、実はグッズは日本発祥。これが生活を楽しむ層に評判が良かったところから、本来の世界観を見せたいとサロンのオープンに踏み切ったそうです。

オリジナルの香りの良い洗剤や洗濯ハンガー、アイロンがけのための各種グッズ、ランドリーバスケットやベランダや庭に洗濯を干す時のサンダル、そしてこのサロンに来るときの洗濯物入れバッグまで、ブルーのロゴが素敵です。このグッズはもちろんサロンでも買えます。

クリーニングをした衣類を包むビニールやハンガーまで、ロゴがあしらわれていて、疲れ切った衣類が、良い表情をして戻ってきそう。そんな思いにしてくれるランドリーです。

家事ってもっと素敵なこと。価値の転換を図るランドリーの登場に、キッチンだけではなく、家事スペースの考え方が変わっていきそうな予感がしました。

取材・文／キッチンジャーナリスト　本間美紀

キッチンをインテリアから考える本「リアルキッチン＆インテリア」著者。自分らしいキッチンとインテリアを実現した住まいの取材を続け、取材件数は３００件以上。そこに暮らす人、メーカーや売る人など、多方向からのインタビューからデザインとキッチンのある暮らしを考え、執筆。セミナー活動も多数。