ミラノのパオラ・レンティ

・アッシュ材で編まれたタワーのようなキャビネット

アッシュ材で編まれたタワーキャビネットは扉が閉じている時は、一体これがなんなのか？わからなかった。ミケーレ・デ・ルッキ率いるADLMがデザインしたもので、細いアッシュ材を日本のすだれ（向きが違うけど）並べて編んだロープ材でつながれている。ロープ材はパオラ・レンティのアイコニックな材料で、色彩を抑えても個性的で、素材の声が聞こえるようなものができる。

雲型のようなキャビネットの円形の扉はこれまた、驚くべき軽さでふわりと開くのだ。商品名は「ヌーヴォラ」。その名も雲。