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初公開!ミラノサローネの舞台裏

2024.04.13 キッチンジャーナリスト 本間美紀

【以下はミラノサローネ事務局によるプレスリリースより】

サローネ・デル・モービレ・ミラノの第62回目が開催されるまであと4日です。4月16日にRho Fiera Milanoで開催されるフェアの初めての画像をお届けできることを喜んでお知らせします。この驚くべき建設現場に関わるバックステージチームには、サローネ・デル・モービレ・ミラノの会長であるMaria Porro、Formafantasma、Lombardini22、ミラノ・ピッコロ劇場の研究所、そして1950以上の出展者に奉仕する組み立て工の労働者が含まれています。

Maria Porro, President Salone del Mobile.Milano Backstage Salone del Mobile.Milano 2024

この舞台裏をのぞくと、サローネ2024文化プログラムの特別プロジェクトの初期の詳細が含まれており、ピッコロ劇場のワークショップによって監督されたデヴィッド・リンチの思考の部屋、フォルマファンタズマによって再生された新しいアリーナ、Lombardini22によって設計されたフードデザインアリーナの流動的なステージ、ユーロクチーナ/ FTKキッチン技術の中心で国際的な独立した雑誌によるライブパフォーマンスを開催するためのものが含まれています。

この舞台裏を覗くことで、35か国以上からの1950以上の出展者が直面する新しいデザイン課題が明らかになりました。彼らは過去20日間を174,000平方メートルを超えるクリエイティブ工場で過ごし、強い美的かつ機能的なインストールを構築してきました。これらのスペースは、4月16日から新しい世界を語り、持続可能性への取り組みを示し、革新的で再生可能な素材を伝統的およびデジタルの技術で再生することを追求します。

2024年の版では、2023年に発表された持続可能なデザインガイドラインを、スタンドの計画と建設に関連して拡張しました。サローネは、すべてのステークホルダーの積極的な参加が大きいほど、持続可能性の取り組みがより効果的で完全になると認識しています。

Backstage “Interiors by David Lynch. A Thinking Room” Salone del Mobile.Milano 2024 05

したがって、今年も出展企業にグリーンガイドラインを共有し、フェアでの活動のデザイン、計画、実施を最善の方法でサポートすることを目指しています。

課題は、環境を十分に尊重しながら展示スペースを設定し、サローネなどの主要な見本市イベントをますます持続可能にすることです。

© Monica Spezia – Living Inside – Salone del Mobile.Milano Portraits

ミラノサローネ&MDW 前情報01   ミラノ見本市会場編

ミラノサローネ&MDW 前情報02  家具編 

ミラノサローネ&MDW 前情報03   日本ブランド編

「Description for 」による最強のミラノデザインマップこちらからダウンロードできます。デザインディレクターの青木昭夫さんを中心とするチームが制作する、毎年多くの人が手にする地図でA3で印刷できます。

引き続き今週は事前情報を公開していきます。出張予定の方は引き続き本サイトをチェックくださいね。

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試し読みサイト
REALLIVING&INTERIOR 01

試し読みサイト
REALLIVING&INTERIOR 02

文=本間美紀(キッチン&インテリアジャーナリスト)
Text=Miki Homma(journalist)

【ミラノサローネ国際家具見本市】
2024年4月16日ー21日(ローフィエラ国際見本市会場)
【ミラノデザインウィーク(MDW)】
サローネ期間中にミラノ市内で開催される数多のデザインイベントの総称。

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