ミラノサローネ＆MDW 前情報02

4月15日の週からミラノサローネ国際家具見本市、MDW（ミラノデザインウィーク）が始まります。出張を予定されている方のために見所をクイックに紹介いたします。今回は家具編。詳細がアンヴェイルされるのは、もちろん開催後なので、箇条書きでお伝えします。

・Cassina  /カッシーナはイ・マエストロコレクションに新作が

今年のカッシーナは15日からオープンしているので、早くミラノ入りしている人にはラッキーです。Sanbila 駅徒歩すぐのデュリーニ通りは一番盛り上がる通り。

2023年にカルロ・スカルパがイ・マエストリコレクションの巨匠に加わったことに続き、カッシーナは、その先見の明を持ったヴェネツィア人建築家がデザインしたアイコニックなモデル、CORNARO（コルナーロ）が発表されますし、この数年だいぶカラフルに変わったカッシーナの新しい色彩とセンス「カッシーナパースペクティブ」のコンセプトを体感するのもよいでしょう。

・MOLTENI、boffi モルテーニとボッフィ。２大ブランドが90周年を迎えます。

周年行事が大好きなヨーロッパ企業。モルテーニとボッフィが90周年を迎えるので期待できそうです。モルテーニは90周年を記念したハードカバーのアニバーサリーブックも発表予定。本という文化を大切にしているヨーロッパならではです。アウトドア家具もより充実させるそう。

ボッフィはミラノ市内の庭園で90周年記念のイベントを開催予定ですが、詳細はまだ未定。市内のボッフィ、ボッフィ／デパドヴァショールームは通常通り、新作を発表予定。タイムアンドスタイルエディションも期待できそうでしょうか？