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キッチンの灯り

2024.01.29 キッチンジャーナリスト本間美紀

●十分に光量を確保して進化する照明デザイン

「LIGHT&DISHES」では、期間限定で世界の照明ブランドのデザイン照明や建築照明が備えられている。食事やトーク、長い時間を過ごすことで、光を理解できる。特に最近は照明の光源の進化が目覚ましくて、こんなに細くて変わった形でも十分な光量がとれると谷田さんが説明してくれた。

お料理はさまざまな色が使われ、谷田さんが光の調整で料理の色を鮮やかに見せる光、みんなで話す時間が中心の時の光、空間を見せたい時の光など、シミュレーションをしてくれる。

ありがたいことに、その日のディナーはゲストの好きな食べ物から組み立てられるそうで、遠慮なく「牡蠣」をお願いした。牡蠣と鯛の旨味をしっかりと吸ったフジッリ(ショートパスタ)は、ワインのおつまみとしてしっかり味わう。

谷田さんがペアリングしてくるワインがまた絶妙なのだ。

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