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Serene Space, Delicate Details
静けさの中にさりげなく自分らしさを
インテリアとアートの境界線が近くなっている時代、「リアルキッチン&インテリア」のウェブサイトでも、時々、アート系の記事を紹介したいと思います。
6月3日から京都の中央信用金庫 旧厚生センターで開催中のブライアン・イーノの個展「BRIAN ENO AMBIENT KYOTO」が開催されている(〜8月21日まで)。会場は京都駅から5分という好立地。まずは純粋に自分の直感を信じながら体験してみようと思い、前情報を何も入れず足を運んでみました。
現地に到着した時まず驚いたのは、会場となった「都中央信用金庫 旧厚生センター」という建造物。
その外観と京都に対して持っていた日本の古典的な町並みのイメージからはかけ離れた、良い意味での違和感。アールヌーボー調のモダン建築が象徴的に存在しています。
曲線と直線で形成された窓のデザイン、その窓のデザインに沿って今回の展覧会のグラフィックが掲げられており、それがとてもマッチしています。
この建造物を建築したのは、大正・昭和期に活躍した日本の建築家 関根要太郎(せきね ようたろう)。ドイツ表現主義の要素も取り入れたモダンな作品を設計しています。
建物の中も、そんなドイツのバウハウス(Bauhaus)を彷彿とさせるカラーブロッキングになっていて、興味を惹かれます。
建物内廊下や階段には会場の廊下や階段には京都の盆栽研究家・川﨑仁美がしつらえた盆栽や水石も展示。京都のワビサビな雰囲気もアンビエントなパーツとして形成されているのです。