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Milanosalone in Sep.

9月にスーパーサローネ開催

2021.07.12 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●新企画の特別展はキュレーターのステファノ・ボエリ氏

今回のキュレーターにはステファノ・ボエリ氏が就任。さらにデザイナー、キュレーター、エキシビション・デザイナー、グラフィック・デザイナーとしてのスキルと専門性を持つ5名のデザイナーチームによって手掛けられるそうです。イタリアの家具業界が混乱し、世界中がのミラノのデザイン界がどうなるのか、注視される中、この大役を引き受け、短時間で仕上げていく、ボエリ氏の意欲にまず脱帽します。

フィエラ会場は、スタジオ・ステファノ・ボエリ・アーキテクツと5人の協業するデザイナーが考案したエリアやテーマに沿った会場構成となります。

ステファノ・ボエリ氏。建築や都市計画に関わる。ドムスやアビターレといったデザイン雑誌の編集者もつとめ、2015年のミラノ万博のボードメンバーも務めた。

「今回の特別展は、業界関係者だけでなく一般来場者にも毎日開放され、1度限りのユニークなイベントとなります。純粋なビジネスの枠を超えて、コロナウイルスの蔓延に対し国が定める規則や健康プロトコルを遵守しながら、前例のない構成、解放、融合、拡張が共存するエディションとなります。新しい展示形式は、現代の生活空間への新たな関心と配慮を称える「大規模なデザインライブラリー」となり、その空間は過去18カ月間に発表された各社の新製品と調和し、「カスタマージャーニー」の終わりには、ミラノサローネの新しいデジタルプラットフォームにより製品を購入できるようになります。収益の一部は慈善団体に寄付されます。」(以上プレスリリースより)

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