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MilanoSalone2019 02

レオナルド・ダ・ヴィンチ生誕500年

2019.05.09 キッチンジャーナリスト 本間美紀&宮澤明洋

●カルテルも王宮博物館をジャック!

ミラノサローネ期間中は、宮殿や美術館、博物館が企業やデザイナーのために場所を貸し出します。歴史ある建築の中でデザインを見られることも楽しみの一つです。その中でも強いインパクトがあったのがカルテルの王宮美術館での展示「ザ・アート・サイド・オブ・カルテル」!

社長のクラウディオ・ルーティ氏はカルテルの社長でもあり、ミラのサローネの代表。ミラノ市内での力の強さは推して知るべしですが、ついに創業70周年を記念してドウモ横の王宮美術館をジャック! 企画名の「アートサイド…」でもわかるように、プラスチック家具のカルテルを、芸術の域まで高めてしまいました

11の展示室を使い、歴代のカルテルのプロダクトに、60名以上のアーティストの新しい解釈を加えて展示を行いました。

アーティストのパフォーマンスイベントも開催され、家具というものを見るのではなく、アートの中でカルテルのデザインがどうありうるのか、可能性をみせた企画でもありました。

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