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Milanosalone2019 04

心に残った3つのブース

2019.05.16 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●広大な会場から、心に残った3ブース

Reported by Miki Homma Journalist

ミラノサローネの広い会場から、心に残った3ブースを紹介します。

【MOLTENI&C/モルテーニ イタリア】

日本でも知名度を上げているモルテーニ。昨年はグループ会社のキッチンブランドがダーダ東京にオープンして、間違いなく日本で盛り上がっているブランドのひとつ。ベッドルームとクローゼットがとても良かったのです。

新作で注目したのは上海拠点のデザイナー、ネリー&フーのベッドシステム「twelve A.M」コレクションです。囲み感のあるベッドのヘッドボード。

アジア的な落ち着きもありながら、ボードの細身のフォルムはとてもモルテーニらしいです。日没と夜明けの中間の時間を過ごす家具としてシリーズ名をつけたそうです。

列車のよう、、、と思ってしまったベンチは衣類をかけるフックや小物が置けるトレイがあるから?

私が注目したのは、特許を持つ折戸システムとクローゼットルームのシステム。まるで何もないような壁面があり、これを開くと、、、。

中はファッショニスタが喜びそうな、クローゼットルームに。

他にもさまざまなパターンのクローゼットが提案されていましたが、この分野では最強のブランドだなと思いました。クローゼットはこれから、キッチンと同様にどんどん表舞台に出てくる、とモルテーニで確信しました。

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