●セミナーのフィードバックをコラムで紹介
キッチンジャーナリストの本間美紀です。6月に開催しました「デザインの街ミラノで見る世界最高のキッチン&インテリア」にご参加いただき、ありがとうございました(主催/小学館カルチャーライブ)。
ミラノ取材も13回目となり、ただトレンドや素材を報告するセミナーでは、何かが伝わらない、と思ったことが今回の企画の発端でした。そこでテーマにしたのが「伝える力を磨く」こと。キッチンメーカー、ハウスメーカー、キッチン家電、キッチンプランナー、材料や関連の設備を扱う企業を対象に、開催し、東京・大阪合わせて220名もの方にご参加いただきました。初めての試みで会場運営など行き届かないところもあったかと思います。深いご理解に本当に感謝しています。
今回のミラノサローネ取材では「人と話す」ことに主眼を置き、日本とは違った考え方を持つたくさんの人の言葉から、本質を拾い出し、これをセミナーの内容としました。聞かなければわからなかったことを知ると、人はもっと想像を超えた世界に行き着くことができます。私自身もとても充実した取材となりました。
●宝物はフィードバック
そして私が今、宝物のように大切にしているのが、皆様からのフィードバックです。当時は来場者の方に質問する形でのアンケート用紙を用意し、話を聞きながらメモのように書き込んでもらうコミュニケーション型のイベントとなりました。良いことも、良くないことも、自分自身について書いたことも、正直な思いがそこにはありました。想いのこもった言葉たちの本質的な部分だけを、本コラムで皆様にお戻しして、一つの輪としたいと思います。当日参加されてない人にはわかりにくい内容かもしれませんが、しばらくお付き合いくださいませ。
さて次のページから紹介するのは「今回のセミナーで最も印象的だった言葉、気づきがあった言葉はなんですか?」という質問の結果です。ぜひ続きをお読みください!