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Special Issue
KALDEWEI Bathtub

浴槽にもブランドがある─カルデバイ

2017.04.13 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●ドイツのバスブランド、カルデバイ

カルデバイは1918年ドイツ北部のアーレンに、フランツ・カルデバイが創業しました。

工場が1箇所だけなのはハイクオリティを維持するため。すべて「メイド・イン・ジャーマニー」です。当初はフライパンや保存容器などの小さい事業から始まりましたが、今では120カ国に輸出する世界的な企業に成長しました。鋼板を溶接するのではなく、一枚の鋼板からプレスして、バスタブの緻密なフォルムを打ち出す技術では世界に類を見ません。3mmの鋼板を、浴槽に適した40cm以上の深さに絞り出すのは、かなり高度な技術なのです。

カルデバイの製品はモダン、クラシック、多角形や丸など様々なデザイン、一人用、二人用などサイズ、圧倒的な商品バリエーションを持ちます。サイズも1400㎜から2000㎜まで豊富なサイズを展開しています。多様なバスタブの形とサイズがあるということは、それだけの金型を持っているということ。2万点のストックを備えています。

例えば柔らかくてオーガニックなデザインまで各種選べるのが、カルデバイ。浴槽のフォルム(金型)はインテリアやマーケットのトレンドに即して、随時に見直され、デザインされるそうです。

ふちがアシンメトリーになっているなめらかなデザインの浴槽。柔らかそうな手触りですが、硬質で丈夫なホーロー鋼板なのです。

「鋼板ホーロー製の浴槽は、鋳物ホーロー製に比べ軽く施工性に優れ、重ねて保管できるので施工現場での場所もとらないと好評です。そのため室数が多いホテルなど物件で採用しやすいです。もちろんクオリティー、デザインの高さもわが社の最大のアドバンテージです」(ジャッキー・ヨウさん)。近年日本においてもキッチン同様、バスルームにもデザインや質感が求められるようになりました。何よりお湯に浸かる入浴習慣がベースの日本では、これからデザインのいいバスタブが、より求められるかもしれません。さらにカルデバイは、洗面ボウルも新しく展開し始めています。

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