[PR] [PR]
Special Issue
minotticucine silent corner

サイレントコーナーというキッチン

2022.09.27 キッチンジャーナリスト 本間美紀

●最新機器と古来の製法でつくる極上スイーツ

アーティスティックなキッチンだから、実際に使うのが怖いような気がする。そんな人もいるでしょう。ミノッティクチーネはその辺りも豪快です。

ミノッティクチーネでは、ミラノデザインウィーク中にワインやフードをふるまうカクテルタイムがあります。エイジング加工されたブロンズのキッチン。そこにミラノの人気パティシェがやってきました。何をやっているの? と思ったら、なんとアイスクリーム作り。

搾りたてのミルクを氷を詰めた木桶の中で回す、古来の製法! でもそんな料理法が似合うのはミノッティクチーネだからこそ。

その一方で、ミノッティクチーネが導入しているのはスイスの家電「V-zug(ブイツーク)」というブランド。日本ではほとんど知られていないと言っていいですが、今年のミラノサローネでは多くのキッチンブランドに導入されていました。

スチームをかけながら、しっとりと仕上げたタルトタタン。けれども表面のカラメルはカリッとしています。これはV-zugの温度設定で実現できる食感で、これを大勢のゲストに振る舞っていました。

最新機器で焼き上げた温かいタルトに、昔ながらの方法でつくったアイスクリームをたっぷりと添えます。

テーブルはデザイナー、クラウディオ・シルベストリンがデザインした、ひび割れの走ったような金属のデザイン。意図されたデザインでありながら、無作為のようでもあるこのテーブルも新作です。深みのある色の白ワインを振る舞われ、グラスを置いてみました。

ワイングラス一つでも、景色を生み出してしまう。そんなミノッティクチーネ。もうどれだけミラノサローネで見てきたでしょうか?

でもまだ新しい発見があるのです。

 

取材・文=本間美紀
Reported by Miki Homma / Journalist

 

minotticucine japan
TEL:03-6402-3557(平日11時~17時)
https://www.minotti-jp.com/

PREV 1 2 3 4

Recommend

TOP