[PR] [PR]
Special Issue
Gaggenau “A Statement of Form”

ガゲナウがミラノで極めた哲学とは?

2022.09.16 キッチン&インテリアジャーナリスト 本間美紀

●本物の素材を触れて、何かを感じる人だけが招かれる

このイベントは非常に限られたもので、招待されたのは建築家やインテリアデザイナーや著名な料理人、ジャーナリストなど。入場は非常に厳しく、本物がわかる人だけに公開されたイベントというのも異色です。

バウハウス的な美学を感じるオブジェキッチンにオーブンなどの機器が美しく収まった様子です。

その理由をガゲナウの担当者は「このキッチンはすべて本物の素材、質感、プロポーションでつくられている。その素材感に触れて遠目で見つめて、その真髄を感じられる人のみがガゲナウを理解できる」とドイツブランドらしい厳格さで説明してくれました。

一見、無機質に見えるのですが、食材が並べられると、とたんにキッチンは灯りが点るように、いきいきとします。

ドイツ人の三ツ星シェフ、クリスチャン・ユルゲンスのチームによる料理のデモンストレーションもあり、来場者は各ポイントで説明を聞きながら試食ができます。

左側にはずらりとガゲナウのオーブンが並び、右側には細いステムで支えられた最新型のレンジフードが稼働しています(これは実はすでに日本でも販売予定で進んでいるそうです)。

PREV NEXT 1 2 3 4

Recommend

TOP