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Milano Quick Info 03
ミラノサローネ&MDW 前情報03
●赤錆のような響き
銅の色のような、赤茶の紋様が走る。『4046 Excava(エクスカヴァ)』はその赤みに目を奪われます。時を経た金属の緋や赤。そんな色は時に、私たちを古代の世界に連れていってくれます。
ウォームメタルと呼ばれる真鍮や銅の鍋、炭のようなブラック、赤錆にも似た酸化した色、風化した木材やむき出しのコンクリート。赤い大地を思わせる素材は、そんな建築やインテリアの素材と響き合うはずです。
このような強い素材感に対峙しながらも、柔らかな素材と出会うと、『Excava』はまた違う表情を見せます。例えばオークの寄せ木、フレンチヘリンボーンの床、トープ色の布、個人的にはスウェード調の革も合わせてみたい気がします。
豊穣の季節になれば、キッチンには果物が並ぶことも多いでしょう。『Excava』を背景にすれば、古代ローマの美食家のような気分になれそうです。バーガンディやレッド、ブラウンといった温かな色味も引き立てる個性的な色です。
壁面など、空間全体で使うとこんな感じに! 小さなサンプルだけではわからない「響き」があるのが、この『Excava』です。