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Our Home, A Private Resort
ホテルライクハウスの知的なキッチン
《Mykitchenhouse 04》
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●コーヒー香る時間から取材が始まった
亜矢子さんとご主人の朝はコーヒーを入れる香りから始ります。「夫がヴィンテージのコーヒーグラインダーを譲り受けたのがきっかけで、時間がある限り、豆を挽いてコーヒーを入れるようになりましたね」。キッチンというより、焙煎所のような雰囲気が漂っています。休日の朝にはご主人が豆を丁寧に挽いてコーヒーを淹れます。大きなワンルームのような住まいは建築家・井上聡さんによるインダストリアルな空間。天井までの高さのある窓が、光を住まいに取り込みます。
キッチンは、キッチンハウスの「ベトングレー」です。最大で2.7mまで継ぎ目のないデザインができます。にじんだような墨色の箱のような感じが気に入ったといいます。「最初はステンレスの業務用をアレンジする、コンクリートでつくってしまうなど、様々なアイディアが出ましたが、このキッチンを設計者の井上聡さんにすすめられた時、潔いほど直線的な箱のような姿に、迷いなく決められました。複雑なオーダーシステムではなく、ぽんと置ける家具のような感じも面白いと思いました」。
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