このほかにもレンジフードやIH クッキングヒーターなど、ドイツで開発された最新モデルが発表されました。日本での発売はまだ未定ですが、キッチンをアップグレードする最新家電をクイックルクックしてみましょう。まずミーレではこれから家電には操作パネルが不要になると予測しています。
時代の変化やレシピの嗜好に合わせてオーブンが対応し、世界中から寄せられたレシピがアプリからオーブンに指示を出し、同じ料理を作ることができるようになるといいます。その一部はすでに実用化され、会場で公開されていました。
さらに複数で料理するための加熱機器「トゥ・イン・ワン」は、両側にIH クッキングヒーターがついて、中央にレンジフードが付いています。
またシンプルで美しいフォルムのレンジフードは、キッチン空間に馴染みオープンキッチンの可能性を広げます。円形のレンジフードは珍しいですね。
もちろんこれまで通り、インテリアとの調和を考え、どんな流行にも似合うデザイン。その哲学は変わりません。ドイツでは今、IoTなどテクノロジーと物が融合する研究が盛んですが、キッチン家電の最先端ブランドとしてミーレはその革新性を見せてくれたのでした。
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2016年のミーレのレポートはこちらから読めます。
取材・文/本間美紀 リアルキッチン&インテリア著者 早稲田大学第一文学部卒業後、インテリアの専門誌「室内」編集部に入社。独立後はインテリア視点からのキッチン、家具、住まい、家電、キッチンツールまで、デザインのある暮らしの取材を得意とし、建築家住宅の取材は300件以上、ユーザーとメーカー、両サイドからのインタビューを重視し、ドイツ、イタリア、北欧など海外取材も多く、セミナー活動も増えている。著書に「デザインキッチンの新しい選び方」(学芸出版社)「リアルキッチン&インテリア」(小学館)
撮影/岡村享則 リアルキッチン&インテリアを代表するフォトグラファーとして活躍中。大学で住居学を学んだ後、桑沢デザイン専門学校へ。建築写真家の事務所で修行。独立後は大手新聞社でジャーナリスティックな撮影を手がける。その経験から得られる現場感覚とデザインへの感度でストーリーを紡ぐようなライフスタイル撮影に定評がある。暮らし、インテリア、料理などの撮影のほか、釣り雑誌での連載を持つなどアウトドアマンとしての顔も。
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