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amstyle:beyond the pradise
インナーバルコニーとミラーリングするように
メインとなるリビング家具の新作はヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンによるもの。展示のテーマはローマ時代のヴィッラ。
新作家具の魅力もさることながら、壁面の線画のイラストが新感覚の展示でした。
ソファは「アウグスト」。自由度の高いシーティングシステムではなく、あえてサイズを限定したモデルで、パイピングの輪郭が際立つコンパクトで完成度の高いデザインです。
こちらのシェーズロング「トスカニー」(深澤直人)の写真を見るとわかるでしょうか?
家具の展示もリアルなコーディネートから、セノグラフィー(劇場的な演出手法)へ。
ローマ時代のヴィッラをイメージさせているそうです。
モルテーニはまた’’家具の見せ方’’の点でも一歩、他ブランドをリードしたように思えました。