INTERIOR
New Chairs for Work & Dine

ワーク&ダインな新発想チェアって?

2022.07.06 リアルキッチン&インテリア編集部

●機能的なワーキングチェアとインテリアの相関関係

オフィスワーカーにとって、在宅勤務時のデスクはダイニングテーブル、という人も少なくないでしょう。しかしながら、ダイニングチェアに8時間座り続けて仕事するのは結構きつく、体への負担も気になります。

とはいえ、機能重視のワーキングチェアでインテリアに馴染むデザインは、なかなか見当たりません。そんな悩みを抱える多くの人に向けて開発されたのが「FOUR」です。

ユーザーのニーズを素早くつかみ、時代の変化に合わせた商品開発を続ける「アクタス」。同社との共同開発と製造を担ったのは、木製家具のスペシャリスト「カンディハウス」。ワーキングチェアとしての機能面のサポートは、日本を代表するオフィスファニチャーメーカーの「コクヨ」。

デザイナーには、プロジェクトのコンセプトを明確に造形表現に落とし込むことで高い評価を得ている倉本 仁氏を迎えました。

倉本 仁氏。1976年兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学産業美術学科工業デザイン専攻卒業後、家電メーカー勤務。2008年、JIN KURAMOTO STUDIO設立。iF Design Award、Good Design賞、Red Dot Design Awardなど受賞多数。近年は各賞の審査委員も務める。

“家のインテリアに馴染む機能性の高いワーキングチェアがほしい!”という、パンデミックによって突如高まった新しいニーズに対して、各分野の第一人者が結集してその“ツボ”を的確に探り当て、最適な圧を加えた結果が、このチェアといえるでしょう。

キャスター付きの脚部も幅790mmとコンパクト。
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