そしてジャスパー・モリソン氏の新作ウォールライト「Oplight(オプライト)」も発売に。2021年にミラノショールームで見た時は、あまりにもシンプルすぎて、これが照明?とはすぐに思えなかったほど。
「オプライトは光源のLEDの基板を、細かい溝のある透明のカバーで覆い、壁から斜め方向に光を偏向させたものです。最も特徴的なのは、灯具のヘッド部分のフォルムでしょう。それはGlo-Ballの輪郭をさらにフラットにしたような形です。願わくば、ウォールライトとして最もわかりやすく、決定的な形に見えるといいのですが」(ジャスパー・モリソン氏)。
ジャスパー氏のあまりにも有名な代表作の楕円型照明グロボールを思わせるフォルムを、できるだけ光源に近い形にしています。「よりコンパクトにしようと試みましたが、電球がディフューザーの中に入っているため、それ以上の大きさにすることはできませんでした。LEDを使用することで本質を追求し、最小のフォルムを実現しています」(ジャスパー氏)。
「アルミニウムダイキャストの本体に、ポリカーボネート製のディフューザーを取り付け、楕円形のシルエットを保持します。 ユニットを内蔵した本体に射出成形された白色ポリカーボネートのディフューザーの表面処理と、インテリアを特徴づける特別なデザインで、壁面への光の効果と天井への配光を最適化します。単に壁面を照らすだけでなく、住空間の光源として効果的に機能します」(プレスリリースから)
「細かい溝のあるディフューザーは、照射された光を均一に照らし、ランプのフォーマルな形状を強調します。オプライトという名称はオプティカルに由来し、光学的なこのオブジェクトの複数の特徴を体現しています」(プレスリリースから)
実際に光を見た人からは「グロボールのような楕円の光で照らされる」という感想も聞きました。