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DESIGNART TOKYO 2025 #02

デザイナートの歩き方 02

2025.11.07
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⚫︎六本木で感じる、光と静寂、そして再生のデザイン

六本木・AXIS GALLERY

#01の渋谷から場所を移して、今回は六本木・青山エリアへ。
AXISギャラリーを中心に、光・香り・素材の共鳴を感じる展示を巡りました。

⚫︎光と香りの共演「Barcarolle」

光・香り・音が溶け合うアンビエンテックの世界

AXISギャラリーでは、アンビエンテックのショールームで行われた展示
「Synesthesia -New Collection “Barcarolle”-」へ。

新作ポータブルランプ「Barcarolle(バルカロール)」を中心に、
アルゼンチン発のフレグランスブランドFUEGUIA 1833とのコラボレーション空間が展開されていました。

5つの香りが“光”“闇”“音”“海”“クジラ”をテーマにセレクトされ、
それぞれの香りが光のグラデーションや音と呼応するように広がります。

特に海やクジラを想起させる香りが印象的で、Ambientecの過去モデル Cachalot からインスパイアされているそうです。

「Barcarolle」の静かな世界観に呼応するような深みを感じました。

夕暮れの時間帯に訪れると、光と音、そして香りが重なり合い、
まさにアンビエンテックが描く“夜の世界”を体感できます。

フェリックス・レッシュによる繊細な楽曲が流れる中、空間全体が静かな海の底のような深い安らぎに包まれ、五感がゆっくりと溶け合うような印象的な時間でした。

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